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10.09
Wed
 (スウェットロッジin屋久島 その1)

 (スウェットロッジin屋久島 その2)


着替が終わった後は、いよいよスエットロッジのテントが設置されている場所へ車で向かった。

到着すると、さっきまで降ったりやんだりしていた雨もすっかり上がっていた。
石を焼くための火もだいぶ落ち着いてきた様子で、中に真っ赤な石が見えた。

この時のことは、相当浮ついていたのか、あまりよく覚えていない。

そして、火の前でみんなでさっき練習した歌を歌い、スエットロッジに入ることになった。

スエットロッジは母の子宮内に入るというイメージで、ハイハイして入っていく。
まずはみきちゃんが入り、次が私、その次が奈央ちゃん。私の両隣はこの二人。
女子が全員入ったあと、男子が入った。

石が入っていない状態だけど、ぎゅーぎゅーに入っている状況でほんのり汗ばんでいた。
どうやって座ったら楽か、いろいろ考えたかったけど、あまりにも狭くて、みんなで譲り合って座った。

最後にマザーアース・エデュケーションのメンバーであるはじめちゃんと、主宰の松木先生が入った。

全員が着席した後、赤いてるてる坊主を吊るし、いよいよ真っ赤に焼けている石が投入された。

一個目の石が投入されて、いきなり熱くなった。石は次々投入された。
半分ぐらい入ったところで、もう十分じゃない?十分熱いよ。。と思いつつも、まだまだ温泉のサウナのちょっとキツいのぐらいのイメージだった。

充分な石が投入された後、入り口の幕が下ろされた。

完璧な闇と想像を絶する熱さだった。

そんな中で大声で歌うはじめちゃんと松木先生。
みんなが歌っていたかどうかはわからない。
この熱さの中、歌うってどういうこと?信じられなかった。
みんな特に何を言うわけでもなく、じっと耐えているのか?
私は呼吸することさえも不安で、タオルで口をぐっと抑え、顔を下に向け、目をぎゅーっとつぶって耐えていた。
何もかもが信じられなかった。

ふと目を開けたら、全く何も見えない。
完璧な闇がそこにあった。

何も見えない。。。大きな大きな恐怖がやってきて、私は発狂しそうだった。

ありとあらゆるネガティブな感情が押し寄せてきて、叫びそうになった。
けど、声が出ない。怖すぎて声が出ない。
もし声を出したら壊れてしまいそう。こわい。こわい。。こわいよー!!ってなった瞬間

「こわい!こわいー!!」と隣りのみきちゃんが声を出した。

私の心一杯に広がっていた感情を、言葉を、私じゃないみきちゃんが言った。

その瞬間、不思議なことに恐怖が一気に半減した。
闇の中で、「私はあなた あなたは私」を強烈に体験した。

共感のもたらす力。
闇があったからこその一体感だった。

これをきっかけにして、だいぶ落ち着いた。

それでもまだまだとてつもなく熱く、もうどうしていいんだか分からなかった。

私はじーっと座ってることが出来ず、もぞもぞ動きまくっていた。

そんな私の様子をみて、今度は反対側の隣りに座っていた奈央ちゃんが「たかえ、大丈夫?」と聞いてくれた。
私は本当は全然大丈夫じゃなかったけど、「うん」て答えるのが精一杯だった。

私はとてもじゃないけど、周りの誰かを気遣うなんてまるで出来なかった。最初は。。

気づくと、いつの間にか何もかもが汗でびっしょり濡れていた。

少しづつ温度も下がり、私もだいぶ正気になっていったが、相変わらずダメダメな感じで弱音ばかり口にしていた。
でも、この弱音を吐くということが、ものすごいリラックス感を生み出していた。

そしてやっぱり陣痛の時を思い出した。

陣痛中のどうにも出来ない感じ。
何もかもがどうでもよくなって、ただただそこにいるだけで精一杯。
そんな時は、声も出ないけど、自分がもういっぱいいっぱいなんだということを口に出すと安心する。

もうかっこなんてつけてられない、ダメダメな弱い自分。
それをさらけ出すことで得られる安心感。
さらけ出しても否定されないことの安心感。

人はどうであっても、ただ存在するだけで素晴らしいんだと自分の肉体を通して体感した。

これに気づくためにいてくれたのが、今回偶然隣りに座ることになった奈央ちゃんとみきちゃん。
私が弱音を吐く度に、隣りの奈央ちゃんとみきちゃんが励ましてくれた。

とてもしっかりしていた奈央ちゃんは何かと声をかけてくれて、お姉ちゃんのように感じた。

ぐったりしている私に「たかえ、いいよ。私の上に乗せていいからね。」と私の足を自分の膝の上に乗せて、優しくなでてくれていた。
私はその言葉を何の疑いもなく受け入れ、奈央ちゃんに甘えた。
なかなか人に甘えられない私が、奈央ちゃんには甘えることが出来ていたことに気づいた。

終わった後「奈央ちゃんがまるでお姉ちゃんみたいだったよ。」と言ったら
奈央ちゃんは「私はたかえに会った時から、ずーっとそう思ってたよ。私は前世でたかえのお姉ちゃんだったと感じてて、今世でもこうして会って。なぜかね、たかえを守らなきゃ!っていつも思うんだよ。」と言った。

奈央ちゃんとは知り合って8年ぐらいになるけど、私や私の家族に危機的状況が訪れたときは、自分の用事もほっぽり出して、助けにきてくれたことを思い出した。
あぁ、魂の姉妹だと改めて大きな感謝の念に包まれた。

隣りで私と同じように必死に耐えてたみきちゃんはまるで双子の片割れのように、言葉は交わさなくても(交わす余裕がない)お互い手を握ったり、タッチしあったりで苦しさを共有する相手だった。

みきちゃんはいつも私が「ヤバい!どうしよう!」と思うと、面白いぐらい完璧なタイミングで私の心の声を発する。
だから、私は自分が怖さの絶頂だった時にみきちゃんの手を握った。
みきちゃんはぎゅーっと握り返してくれて、言葉はないけど、お互い乗り越えようという無言の誓いを立ててる感じだった。

スエットロッジでは一緒に体験する仲間、隣りに座る人、全て意味があって、そうなってるって言われているらしい。
終わってからそのことを知って、すごく納得した。

それは、今回参加した人みんながそうだったんじゃないかと思う。
絶妙なバランスで並んだ私たち。
そして、順番が変われば、全く違う出来事、学びがあったんだろうと容易に想像がつくギリギリの環境の中での繊細さ。

この聖なる儀式は祈りの場だということを思い出すのは、少し余裕がでてきてからだった。

(つづく)

スエットロッジin屋久島3
 娘と近所の子ども達 この子たちも魂の姉妹兄弟として育っていってるように感じます

そして、まだまだ続く。。
いろんなことをものすごいスピードで書いています。
実はこれでも相当そぎ落としています。
書くことで、私の血肉にしたいと思っています。


たかえ
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コメント
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
初めての株入門 | 2014.01.05 12:48 | 編集
読んで頂き、ありがとうございます。
スウェットロッジ、素晴らしい体験でしたよ。
屋久島「カイホー屋」たかえ | 2014.01.05 19:30 | 編集
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