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01.24
Tue
フェイスブックにあげられた1枚の写真

そこにはステージ上にずらりと並ぶ子どもたち。
手前に移っているのはビデオカメラ。
ビデオカメラのモニターに写るのは、一人の女の子のアップ。

そしてその写真のコメントは
「親の了見は、確実に狭くなっている。
子育てに大事なことは、親が何を見ているかだと思う。」

ドッキとする一言。



永田には幼児学級、小学校、中学校の合同で行われる学習文化祭というのがある。
それぞれ、劇をやったり、歌を歌ったり、楽器の演奏をしたりというもので、この日は、我が子や孫の晴れ姿を見ようと、ビデオカメラやデジカメを持った大人たちが体育館に押し寄せる。

一昨年は、ナオヤの入院中のおじいちゃんの容態が急変し、そのお見舞いのためにナオヤとハネイは北海道へ飛んだ。
ナオヤは学習文化祭でのカフウを見ることが出来ないため、何度も「ビデオ撮っといてよ!」とお願いされた私。

にもかかわらず、私はビデオカメラがどこにあるか発見できず、結局探していたら間に合わなくなってしまうと、そのまま学校に行った。

幼児学級の教室にはすでにリハーサルや着替えの段階から、子どもの姿をカメラにおさめるお父さんお母さんたちの姿。
私は、あー、どうしよう、撮らなかったらきっとナオヤは残念がるだろう。と思いつつも、どのお父さんお母さんにも「ビデオカメラを発見することが出来なかったので、後でコピーさせて下さい。」と頼むのも躊躇した。
というのも、大抵のお父さんお母さんはやっぱり自分の子どもを撮るために持ってきているんだから、そんなことを頼んだら、きっと困るだろう、と思ってしまったのだ。
せめて、変な気を使わせないためには、終わってから頼もうと思った。
なぜなら、私は当然のようにカフウの追っかけカメラマンだったから、きっと他の親御さんもそうだろうと思い込んでいたから。

ところがカフウがすかさず「ビデオは?」と聞いてきた。
子ども特有の大声量で問いかけてくるので、周りの人には絶対聞こえてしまう。

「それがさ、どこにあるのか見つからなくって。。」とぼそぼそと答えると
「じゃあ、カメラは?」と聞かれて、「。。。ない。だって、父ちゃんが北海道に持ってたからさ。幼児学級のカメラがあるから、それで撮ってくれるよ。それでいいよ。」と答えた。

カフウは「え~!何で、何でないのよ。父ちゃんが撮ってっていってたでしょ!」とまたまた大きい声で言われ、「だって、見つからなかったんだもん!」って答えたら、「絶対おうちにあるんだから、ちゃんと探してよ!」と言われて、
「じゃあ、間に合わないかもしれないけど、もう1回見てくるよ!」と、もう一度家に戻って、ビデオカメラを探しに行こうとしたら、

「佐藤さん、カメラないんですか?」と声を掛けてくれたお母さんがいて、
「はい。。どこにあるか分んなくって。。ま、しょうがないですね。あとで、もしよかったらあとでコピーさせてもらってもいいですか?でも、カフウを撮ろうだなんてしなくていいですからね。もう、Iちゃんだけを狙って下さい!カフウはちょこっと写ってれば十分ですから。すいません。申し訳ない。。。」とお願いした。

私はおかげで、撮影もしないため、じっくり舞台を堪能することが出来た。

後日、タイトル題字まで入れてくれてある、きちんと編集されたCDを渡された。
渡される時に「カフウちゃんのだけじゃなく、全部入ってるけど、カフウちゃんのだけを見たい時は、ちゃんとそこだけ選べるようになってますから。」と言われた。

そしてそのCDを見て驚いた。
自分の子どもたちも、もちろんアップで撮っていたけれど、それと同時にカフウだけじゃなく全ての子のアップや、全体を撮っていて、その文化祭での出し物を全く見ていない人でも十分楽しめるように撮影されていた。

カフウもハネイも「あ、◯◯ちゃん!あ、◯◯!あー、◯◯変なことしてる~!!」と楽しそうに一人一人を見ていた。
そして、全ての映像を満足そうに見ていた。
ナオヤも「たかえがビデオカメラを発見できなくてちょうど良かったくらいだよ。」と、何とも皮肉な。。

翌日「私がビデオを忘れたから、こういう風に撮ってくれたんじゃないですか?本当にありがとうございます。気を使わせてしまって、すいませんでした。」とお礼とお詫びを言ったら
「全然そんなつもりはないですよ。みんなが写ってる方が、後で見て楽しいですよね~」と笑顔で答えてくれた。

確かに、自分の子どもを見るのももちろん楽しいけど、一緒に通っているあの子やこの子を見るのだって、楽しい。おまけに、なにより、カフウが喜んでいた。

1年以上たった今でも「あれ見せて~!」と見たがるくらいのお気に入り。そして、自分の出番より、他の子が出てるのを見たがったり。
自分に興味が出てくるのはもっともっと後なのかもしれない。

写真を撮ってもそう。
自分の写真よりも、いろんな人が写っている写真の方を楽しそうに見ている。

そのIちゃんのお父さんが編集して、コピーしてくれた学習文化祭の映像には全てを温かく見守る視線があった。

そして、写真とか映像って、撮ってる人となりがにじみ出る。
そこににじみ出てるものも一緒に子どもは見るということだ。

自分が撮った写真を、子どもと一緒に見るとき、子どもたちはそこから何かを感じる。

見ることによって生まれるもの
                         探検しながら、移動中の4人の子どもたち。
                         この風景もいつか変わりゆく。
                         でも遠くに見えてる山の傾斜はそのまま残るかな?

それ以来、私も映像や写真を撮る時、親ばか発揮ももちろんOKだけど、広く全てを見てみようと思うようになった。
写真て、何か一つの被写体を撮ってるわけではなく、そこにいろんなものを投影していたり、被写体を越えたその背後を撮っていたり。
そして、撮影者である私の思いも当然映し出される。

そう思って、自分の小さい頃の写真を見てみると、中央に写っている自分だけではなく、脇に写っているちょっとしたものや、自分以外もののなかに、自分の奥深くの記憶に訴えかけてくものを感じる。
それは時代の、その時にしかあり得なかった空気感とでも言おうか。。。

幼稚園の先生のメークや髪型。 ←うわ、派手!
食べているお菓子。 ←これ好きだったなぁ。。。
背後に写っている大きな木。 ←この木にとまってる蝉を毎日毎日飽きずに捕獲してたなぁ。
いつも通っていた道路の様子。 ←この家まだある。あ、この家はもうないや!この看板あった、あった!
お父さんの電化製品修理のための道具箱。 ←そういえば、この中をドラえもんのポケットなみに感じてたわ。

面白ーい!

時を越えて、同じ自然物の前で撮られた写真。
背景は変わらないのに、そこに写っている人間だけがどんどん変化している。

私たち姉妹や、いとこの写真も笑ってポーズしている写真ばかりじゃなく、私がかるたや積み木に興じている後ろ姿や、何か怒って、ぶすっとしている時の顔。近くの神社で走り回ってる子どもだけがぶれてる写真。
カメラを意識していない写真も一杯あって、そういう写真に流れる独特の雰囲気が好きだ。
そして、私だけじゃなく、中村家(私の旧姓)一族がまんべんなく撮影されている様子。

おじいちゃんや、お父さんがどういう目で私や妹や従兄弟たちを見ていたのかが伝わってくる。
愛だね。ファミリーってこういうことだね。

そして、祖父はアマチュアだけど、カメラマンだった。
祖父が亡くなってから、かつての町並みや文化を撮り続けていた祖父の写真を使った写真展が開催された程、ありとあらゆるシーンを撮っていた。
祖父は、実際の生活では相当な熱血漢だったけど、ファインダー越しの視点はかなりクールだったと思う。

あ、また違う方向に話しがそれてしまった。

子どもたちの写真を広い目で撮るようになってから、逆に、その行為を通して、いろんな子のことを愛するようになったとも言える。
自分の子どもだけを追っかけていた時とは違う感覚。
それぞれの子に対する愛情が芽生える。

見るという行為はただ見るだけじゃなく、感情も伴うものなのだ。

だから我が家の写真フォルダには、いろんな子が登場する。
ブログにアップしたい写真もいっぱいあるけど、今はいろいろあるから、許可をもらった家の子だけは時々登場してる。

これからもいろんな子どもを追っかけて行きたいな。

そして分ったこと。
私は全ての子どもという存在が大好きなのです。
だって、面白いんだもん!

見ることによって生まれるもの1
                              みかんちぎり中。
                      「私のとったみかんは特別だよ!」「うん、そう思うよ!」


たかえ

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コメント
何かすごくいいブログだったなあ。
もううちは子供も大きくなってビデオもカメラも向けることはなくなったけど
(子供の方が逃げちゃうし)
行事の度にビデオばっかりで
確かに後でゆっくり見られたり、今回みたいな場合や遠くにいる両親とかに見せられるっていう利点もあるんだけど
その時リアルタイムで頑張っている子供の姿を
ファインダーを通しちゃうと全体が見えなくなっちゃったりしてどっちがいいんだろう
って思ったことが多々あったな。
その瞬間を生で見てあげた方が、その場の雰囲気も含めて自分の心の中には残るような気がして。
特にビデオはずっと覗きっぱなしだから余計にそう思う。
ファインダー越しの画像は心にまで深く残らない気がしました。
再生すれば見られるけどね。
魂のイタリアンシェフ | 2012.01.24 13:21 | 編集
魂のイタリアンシェフさんにそんなこと言われたら、嬉しいです。
ブログでも、言いたいことは言うぜ!って姿勢が大好きです。
もちろんお料理の方も大ファンですよ!

撮影の方は、ホントその通り。
動画撮影しちゃうと、全体が見えなくなっちゃうので、その場を楽しめなくなってしまいます。
でも、写真は好きです。
とくに子どもたちのちょっとした瞬間を切り取りたい衝動にかられます。
動画は見るのも大変だし、私は写真派です。
子どもたちは動画が大好きなので、最近はデジカメについている動画撮影機能を使って10秒くらいちょこっと撮ったりします。

どっちにしろ、ここぞという時の撮影はプロのナオヤに任せておくのが一番ですね。



屋久島の「カイホー屋」たかえ | 2012.01.24 15:10 | 編集
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