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11.24
Thu
私はアリス症候群です。

アリス症候群とは
典型的な症状は、眼に障害がなく外界が通常と同じように見えていると考えられるにもかかわらず、一方では主観的にそれらが通常よりも極めて小さな、または大きなものになったように感じられたり、ずっと遠く、あるいは近くにあるように感じられたりする。 例えば、子供が自分の母親が自分より小さくなったように感じたり、蚊が数十 cm もあるように見えたりする。 自分の体は逆にそれぞれ大きく、または小さくなったように思うこともある。
ウィキペディアより

それに加えて、私の場合は
音(特に声)がおかしく聞こえる。
時間がおかしく感じる。

これをどうおかしいか、言葉で伝えるのは難しいのですが、その感覚が来ると「あ、来た!」と分るのです。

アリス症候群という言葉を知ったのは大人になってからです。
今では年に1、2回あるぐらいですが、子どもの頃は毎日でした。

小学生の頃は先生の声がだんだんどこか別の空間の中に入っていき、そのうち先生の腕だけがめちゃくちゃ太くなったり、すぐそこにいるはずの先生がものすごく遠くにいるように感じたりしました。
いろんな状態があるのですが、とにかく全てがさっきまでとは全く別物、別世界になるのです。

いつの頃からか、アリス症候群の状態になると1人空想遊びをするようになりました。

自分がすごく小さくなって、定規の目盛りを飛び越えて遊んだり、反対に大きくなって、教室の窓から手や足がにょきにょき出し、校舎ごと持ち上げてみたりです。
不思議の国のアリスの状態です。

アリス症候群1
                             カフウとハネイが作った小枝の花壇

アリス症候群
                             体が小さくなると、木登りして遊べるね!

中学生くらいになるとその状態で遊ぶという感覚はなくなり、ちょっと気持ち悪すぎて寝てしまったりすることもありました。

高校生になって、突然その感覚を受け入れようと思うようになり、またアリス症候群で遊ぶようになりました。

つまらない授業中にアリス症候群がやって来ると、先生の体のパーツがすごいことになってくるので、ロボットみたいに車輪をつけてみたり、顔を超合金のような素材にしたりして楽しんでいました。

そこに入っていく時は、ほぼ聴覚の変化から始まります。
来たなぁと、徐々に視覚をコントロールしていきます。

コントロールは不可能という説もありますが、そんなことはないです。
私は細部は自分の見たい(感じたい)ようにコントロールしていました。

ある程度集中力がいるので、一緒に居た友達はおかしいなと感じてたんじゃないかと思います。

高校生の時は、授業中に友達とノート上で筆談おしゃべりをしたり、こそこそ話しをしたりしていました。
この状態になると、突然口数が少なくなったり、ぼーっと1点を見つめたり。

でも、なるべくさとられないように細心の注意は払っていました。

高校卒業後、美大を受験するために美大受験のための予備校に通いました。

そこでデッサン中に講師の先生に噛み付いてたことがあります。

先生は私のデッサンを見て
「何で中村(私の旧姓)はこういう風に描くんだ。全然違うじゃないか。人間の頭はこんなに小さいか?よく見てみろ!」と、私のありとあらゆるデッサンで、いろんなものの大きさの違いを指摘するのです。

私は「何で、頭の大きさがもっと大きいだなんて言えるの?小さくなる時もあるんだって。だいたい、物の大きさなんて、人それぞれ違うもんじゃないの?大きさが決まってるなんて大間違いだよ!」と言い返していました。

先生は「話しにならない。そんなんじゃどこの大学も受かんないぞ。」とあきれ果てていました。

私はかなり頻繁にアリス症候群になっていたため、何がどう見えるかなんて、ホントのことなんか誰にも分かるわけがないと思っていました。

時間に関しても、アリス症候群になると、時計の針がすごく速く動いたり、一瞬がものすごく長く感じたりで、声が「こぉ~~~~~~れぇぇ~~~~~~もぉ~~~~~~~~~・・・・・」とものすごく間延びして聞こえたりするので、時間は伸び縮みするかもしれないと思っていました。

成長するにつれ、世の中の仕組みを叩き込まれるので、自分の体験しているこの状態はものすごく異常なことなんだということは理解はしていました。
それにもかかわらず、毎日の自分自身のリアルな体験なので、奥深いところで、どっちがホントかなんて分んないな、とも思っていました。

大人になってから両親にこの話しをするとすごく驚いていて、でも、何事もなくここまで成長しているんだから、まぁよかったということになりました。

ホントのホントなんて、誰にも分らないと思います。

でも、その一人一人がそれぞれ捉えている存在は確かにあるのです。
触れる、見れる、聞こえる、匂いを嗅げる等、その背後にある何か。

それはそれを知覚している一人一人です。

それこそが本質ではないでしょうか?
つまり、私がいなければ、何もない。

今度アリス症候群がやって来た時は、私が本質と思っている、その部分にフォーカスしてみようと思っています。

たかえ

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コメント
おお!子どもの頃熱が出るとよくなってたあれ、そうだったのね~
時計がものすごく大きくなったりちいさーくなったり、音が大きくなったり。
親も不思議がってたけど、今日までみんなそうだと思ってました。笑
だから私、想像力も妄想力も豊かなんだ~^^
asa | 2011.11.24 17:19 | 編集
そうそう、子どもの頃、熱が出るとなってた!
それで、ぼっとん便所に落ちかけたことがあって、その疑問が今、納得!そうかぁ~、あの頃の私。
ゆう | 2011.11.24 21:55 | 編集
asaちゃんもそうだったんだ?
私はあれが毎日で、中学生くらいの時は「もしかして大変な病気かも?!」と怖かったよ。

確かに想像力とか妄想力(笑)とか鍛えられちゃうよね。

ちなみにアリス症候群って知った時は、周りの人に聞きまくりましたが、まわりには一人もいなかった。
asaちゃんがお初です。
アリス仲間だね。
屋久島の「カイホー屋」たかえ | 2011.11.24 22:35 | 編集
またひとりアリス仲間!

みんな熱が出る時だけだったんだね。

ゆうちゃんのコメント見て一つ気づいたけど、私は必ず座っている時か、横になっている時だけで、動いている時になったことはないなぁ。
だから、前も友達とランチしてる時に突然来たけど、「◯◯番のお客様~」と呼ばれて、立ったとたんに終了したことも思い出した。
屋久島の「カイホー屋」たかえ | 2011.11.24 22:38 | 編集
私も横になってるか座ってるときだけだ。
そして、夢の中でも、娘が小さくなって胸ポケットに入れてたんだけど、小さくなりすぎて見失ったことある(笑)
そういえば大学生の頃もなってたなあ~
熱出せばみんななるもんだって思ってたから、気にも留めたことなかったです。笑

asa | 2011.11.25 00:17 | 編集
はじめてききました☆
でも、そういうこと、あるんだろうなぁと
なんとなく受け入れることができます。

面白~い!
map☆ | 2011.11.25 09:19 | 編集
小さくなって、胸ポケットは私もよく想像した。
この設定定番だよね。
asaちゃんは今はもう、ない?
私はこの年になってもいきなりやってくることがある。
でも、大抵、音のところで終了。
子どもたちにすぐ引き戻されちゃうんですね~

屋久島の「カイホー屋」たかえ | 2011.11.25 09:28 | 編集
今は、面白いって捉えられますが、思春期の頃は、これって絶対おかしいよな?とかなり心配していました。
病院嫌いだったので、親に言ったら病院に連れて行かれるんじゃないかと怖かったのです。

でも結局、特に困ることがあるわけじゃなし、「何ともないじゃん」って思ったら、またこの感覚を普通に受け入れられるようになりました。

不思議の国のアリスの作者も同じアリス症候群だったらしいですよ。
ほんと、あの世界だもの。
屋久島の「カイホー屋」たかえ | 2011.11.25 09:33 | 編集
今どうだろう。熱出すことがなくなって、わからないな。
でも、今でも自分でその世界で遊んでるよ。
小さくなって口や鼻の穴から体の中に入っていったり、大きくなって地球抱きしめたり。これ私にはふつう(笑)
asa | 2011.11.25 11:38 | 編集
子どもの頃からずっと同じ世界で遊んでるって素敵!
私はどんどん忘れていってた。
でも、子どもたちのおかげで、子ども時代の記憶がどんどん蘇ってきてるから、思い出してはいろいろ書き留めてるよ。
子どもの頃を思い出すのって、心がぽかぽかしてくるし、感謝の気持ちが自然とわき起こってくる。
育ててくれた両親、周りの人たち、ありがとう!
屋久島の「カイホー屋」たかえ | 2011.11.28 14:50 | 編集
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