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06.24
Fri
馬毛島の軍事施設化を許さない署名」オンラインフォーム



先日「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」の第2回目の会合へ出席してきました。

馬毛島は屋久島の隣り(距離にして約40キロ)に位置する島。
ここに米軍の飛行訓練基地がつくられようとしている。

この話しを聞いたのは約1ヶ月前、「原発はいらない屋久島の会」での会合へ出席したときでした。
馬毛島に滑走路が出来てるという話しは前々からいろいろなところで聞いてはいたけれど、まさかそれが基地をつくるためだったとは。
はっきりと「米軍の飛行訓練基地ができるよう、政府が調整に入っている」と聞くと、やはりショックでした。

詳しくは
「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」
こちらは個人の方が作っています。馬毛島についてのニュース等がまとめられたページ。

「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会~馬毛島の入会権訴訟等を支援する会」
こちらのページは会の公式ページ。馬毛島の歴史、地理、これまでの訴訟問題等、多岐に渡った情報がつまっています。

を見てください。

署名を集計するお手伝いをするために、会議の始まる30分前に会場に行きました。
まだほとんど誰も来ていないのではと思っていましたが、駐車場には既に車がたくさん止まっていて、会場にもたくさんの方が来ていました。

署名の集計が既に始まっていました。
署名の入っている箱には封筒がたくさん入っていて、全国から郵送で署名が届けられているのを目の当たりにしました。

署名用紙をプリントアウトし、署名し、切手を貼り、ポストに投函する。
簡単なようで、なかなか面倒で出来ないことです。

遠い地から届いた一人一人の思い。
署名用紙を1枚1枚チェックしながら、こうして全国の方と繋がっていることに感動しました。

6月22日午後3時までに集まった署名は5285名分。
署名開始から10日程でこれだけの方が署名をしています。
屋久島島内だけではなく、これまで屋久島を訪れた方、屋久島を故郷とする方々、屋久島/熊毛を愛する全国の方々からの思いです。

郵送、FAXでの署名の受付は27日までです。
オンライン署名は7月初旬まで。
ぜひみなさんのご協力をお願いします。

オンライン署名です。

会議開始時刻になると、さらに人が集まってきました。
最終的には何人ぐらいの方が出席したのか、正確な人数は分かりませんが、私がざっと見たところでは100名ぐらいの出席者がいたように感じました。

まずはこれまでの流れの説明がありました。
その話しの中で気になった部分を書いておきます。

この話しが持ち上がったとき、種子島、屋久島の各自治体は反対を表明したのに、政府はそれを全く無視して、日米安全保障委員会(2プラス2)で、馬毛島を恒久的(←ここ重要です)に空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の基地として利用を提案しています。

なぜ、地域住民がみな揃って反対しているのに、日本の政府はそういう提案をするのでしょう?
国民無視といわれても仕方のないやり方だと思います。

そして基地をつくるために政府が出してきている交付金の金額が250億円とか。
ちなみに福島原発をつくる際に出された交付金は130億円。
福井の原発に120億円。

もしこの交付金というものを、危険度との比例だと考えると、という話しが出ました。。。恐ろしいですね。

余談ですが、今回の福島原発の事故後の、川内原発増設への交付金の額490億円。

鹿児島県民として、この数字の意味するところを冷静に考えたいと思いました。

そして、馬毛島は無人島だと思っていましたが、歴史的には無人島ではなかったようです。
経済発展の中で、無人島へとなっていった島だということを知りました。
そのことについては「馬毛島、宝の島」という著書の中で詳しく知ることができます。

莫大な交付金を提示されていますが、今目の前に差し出されている現金とは一体なんなのでしょう?
一時的な、実体のないもののように感じました。

馬毛島の自然はお金で買うことは出来ず、そして、人間の精神もお金で買うことは出来ません。
貨幣経済の社会では時として、物事の本質を見失いがちなのではないでしょうか?
お金は永久ではありません。

馬毛島が無人島になっていった経緯を聞きながらそんなことを思いました。

馬毛島はかつて、使用済み核燃料の中間貯蔵施設候補地となったことがあります。
その際「核施設はいらない島民の会」という団体が立ち上がり、それを阻止したという歴史があります。

そして屋久島はその際、「非核宣言」をしています。

しかし、この基地ができるともれなくついてくる空母艦載機というのは「原子力」=核をエネルギー源としています。

10年前の努力が泡となることないようしっかりと見守っていく必要があります。

私が大きな疑問を感じた一つに入会権訴訟がありました。

これがなぜか6月20日に却下されています。
裁判を起こすことを止められる?!
法治国家において、全くおかしな話しだと思いました。

法律等、難しいことはよくわからないままここまで来ましたが、こういう話しを聞くと、わからないままそのまま放置していくってことの危険性を感じました。
わからないことは積極的に学んで行きたいと思いました。

今まで誰かに任せていたことがたくさんあります。
もちろん得意、不得意がありますから、任せることも大事ですが、任せっぱなしでいることが、今の、誰もが責任を取らず、ただ困り果てる存在となっている福島原発に繋がっているのだとしたら。。。
そう思うと、任せるだけではなく、せめて関心を持ち続けていようと思わずにはいられませんでした。

一連の流れの説明が終わったあと、参加者一人一人が、前回の会合後10日間に感じたこと、学んだこと、お知らせしたいこと等、話す時間がありました。

みなさん一人一人かなり長い時間を使って話しをしてくれました。

そんな中で感動した話しを一つ。

ある男性の方で10日間で800人分の署名を集めた、Kさんという方がいました。
その方自身はとても無口な方で、そのことをご自分で話さなかったのですが、他の方が、彼から学んだこと、というかたちで話してくれました。

Kさんは署名が始まるとすぐに署名用紙をもっていろんな方に署名をもらいに行ったそうです。
そして、1軒1軒のお宅を回るだけではなく、道ですれ違う人全員に声をかけたそうです。
バイクに乗って移動中、誰かを見かけると、そこでバイクを止めお話をする。一人残らず。

そして、ほとんどの方は協力的で、「よくやってくれている。ありがとう。」と言ってくれていたようです。

しかし時々「署名なんてやって意味があるのか」とか「米軍の基地が出来た方がいい」という方がいたそうです。

そのときにKさんは一生懸命いろいろ説明したそうです。
聞かれてわからないことはあとから調べ、10日間でいろんなことを学んでいったそうです。

そんな中での気づきは「民主主義とはなんだろう?」というものでした。

署名活動をしていく中で、自分がこれまでこういった政治的なことをだれかと話した経験がほとんどないことに気づいたそうです。
果たしてこれが「民主主義」なんだろうか?

自分がどんな社会に生きたいのか、それを一人一人が思い描き、それを現実にしていくのが政治であり、政治家を決めるのは一人一人である。

しかし実際はいつの間にか「民主主義」である世界が既にそこにあり、その中で何となく生きている。

それが果たして「民主国家」と呼べるのであろうか?

この話しを聞いて私は感動とともに猛烈な反省もしました。
でも、それは落胆ではなく、希望でした。

行動することの大切さを思い知らされました。
そして、行動することは行動した人に素晴らしい気づきを与え、この会に参加した一人一人にも同じように与えられました。

そして、一人一人の熱かったり、ユーモアたっぷりだったりする話しはどれもこれもこの会合に参加した一人一人に勇気を与えてくれたように思います。

結局この時間は一人一人訴えたいことがあまりにも多く、参加者の3分の1しか発言の機会はありませんでした。

ちょうど私が最後だったのですが、言いたいことはたくさんありましたが、うまく言葉にすることができず、ただ一言しか言えませんでした。

「私は馬毛島に基地が出来るのは反対です。でも、だからといって他の場所に出来ることも反対です。この地球上の全てから、戦いのための施設が無くなることを望みます。」

いろんな人葉寧
いろんなひと、みーんな(画・ハネイ)


たかえ

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