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04.14
Thu
4月17日に屋久島安房エコタウンあわほイベント広場で行われる
東日本大地震被災地応援イベントで、
『環境、エネルギー/原発ブース』が設置されます。

(1周年を迎えた手づくり市も参加。今回25店舗以上が並びます!)

昨日はそのブースのためのミーティングが開かれました。

ミーティングに参加したのは
屋久島でずっと核問題に参加してきた方々。
年齢も、性別も、職業もバラバラ。
地質学の研究者、無農薬無化学肥料の農家の方、エコライフ提唱を行っている方、主婦・・・みなさん他にもいろんな面がありますが、ざっとこんな感じ。

私も何かお手伝いできることがあればと思って、出席させていただきました。

そこで一人一人の持っている原発関連の情報を照らし合わせました。

参加者は全員、原発について、それぞれに追ってきたメンバーだったので、ここで出る話題はほとんどが共通のものになるだろうと予想していましたが、結果は全く逆。
一人一人の話に対して
「え!そうなんだ。知らなかった。」とか
「いやー、聞いたことないわね~。」とかの連続。

テレビ、行政関係、本、専門的な新聞、ネット、反原発運動家等、みんなそれぞれ独自のネットワークでいろいろな情報を仕入れていました。

そして、参加者のうち3人はテレビがない生活。

「今時、テレビを見ないなんて、まぁ一般的じゃないわね。そんな人が4人のうち3人もいるなんて!」

そして、ここが問題かも、という話になりました。

テレビというのは、どの家庭でもたいていあります。そして、そこから多くの情報を仕入れています。
でも、この問題をもっと身近なこととして多くの人に考えてもらいたい、という思いのあるメンバーが、そのテレビの情報を知らないというのは致命的!

4人がそれぞれの立場、経験から、いろいろな思いを語り合いました。

そして、何かを伝えようとするよりも、みんながそれぞれ伝えあう場を作るのがいいのではないかという結論になりました。

それはもう、反原発とか推進とかじゃなく、エネルギー事情、環境に関する何でも、人に伝えたいことを、ブースを訪れてくれた方みんなが出し合う。
ブースの担当者は聞かれたことで知っていることがあれば答えるという形にしようということになりました。

伝えたいことは山ほどあるけれど、訪れてくれた人が知りたいことに対して答えるというのが一番大切なこと。

しだ花風撮影
花風撮影のシダの若芽


このミーティングに参加する前日に、お一人の方と電話で1時間程お話をしました。

原発に反対するための様々な戦略や、そのための組織作りについて等、具体的なことを丁寧に教えて頂きました。
私にはとても無理そうな、難しい話でした。

電話を切る直前でした。
「私がなぜこの問題に取り組んできたかというと、命が大切だからよ。それしかない。自分の命も大切だし、他の全ての命が大切なのよ。そういった意味で、今の原発の状況はとても悲しい。誰かの命を犠牲にする形で、あの修羅場を押さえなければならない。本当は誰にもあそこに行ってもらいたくはない。でも、行かざる得ない。それを考えると、とっても悲しいね。でも、行くと決めた人の選択を私は止めることはできないし、それと同じように、原発を推進する人の選択も私がどうこうできることではないの。全ては個人の判断だから。。。」と、それまでのパワフルな口調からは一転して、ゆっくりとした話し方でした。

初めてお会いして、お宅にお邪魔した時、葉寧が「ばあばぁ、ごあん!(ばあば、ご飯)」と言って、すぐになついたことを思い出しました。

私に「あなたはなぜ、この問題に取り組みたいの?」と聞かれました。

たくさんの理由があって、とても一言では言い切れないし、理由が浮かぶたびに、その理由の背後にあるものがまた次々とわき上がってきます。
数値を見せられても、技術的なことを言われてもさっぱり理解できないし、放射能に対しても、原発に関わる社会的なシステムに対してもイメージで、何となく嫌だと思っています。

考えるのをやめたら、私の本能が「とにかくいやだ~!!」といっていました。
思考の奥から出て来る本能の声です。



ミーティングでは地質学的な観点から、地震のこともいろいろ教えて頂きました。

そして、驚きの発見もありました。

途中、地震や噴火による、地形の変化の話になりました。
何万年、何億年という単位で動いている地球。
その動きや地球の大きなイベント(地質学的には地震や噴火等のことをこう呼ぶようです)の時期等が、地質から分かるそうです。

そんな話を聞いていた時、ふと思い出したことがありました。

以前、永田岳の岳参りに行った時、登山道のけっこう上の方で、海岸の砂のようなものがたまっていたところがありました。
私が「誰かがここに砂を運んだのかな?」と言ったら、
「そんなめんどくさいこと、誰がするの。これはここにあったに決まってる!」と言われたことがあります。
確かに、そんな結構な量の砂を、わざわざそこにに運ぶ人がいるとは思えません。

そのことを思い出して、話すと
「それはすごい発見かも!どこにあったの?」ということになりました。
残念ながら詳しい場所はすっかり忘れてしまったのですが、家に帰ってから直哉にその話をすると、
「確かに、砂があったね~。」とのこと。

遥か彼方の過去に地球規模の何かがあったことの痕跡を知らず知らずのうちに見ていたのかもしれません。
時間感覚がねじれました。

そして、今起こっていることを、全く違う視点で見るというか感じてしまいました。
なんだかちょっと力が抜けたような・・・

縮こまっていた肉体も精神もぱーぁっと解放されるような感じでした。

フォーシスターズ頂上


4月17日のイベント当日の環境、エネルギーブース、面白いことになるんじゃないかと思います。
そしてここで出たいろいろなアイデアを、ステージでの「タウンミーティング」に持っていって、これからの屋久島にいかしていけたらいいんじゃないかと思います。
いろんな意見を書き込める壁も用意しようかなんて話も出ていました。
映像や本もいろいろ用意してくれています。
フードコーナーの一角にありますので、みなさん是非足を運んでみて下さいね。

担当の方は原発のこと以外にも、農業のことや地質学のこと、なんでも質問したら、答えてくれると思います。

私は、当日はカイホー屋で出店しますが、こちらのブースにも興味津々です。

いろんな視点で、いろんな未来を!


たかえ

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コメント
うん うん
みやごん | 2011.04.15 07:45 | 編集
みやごんさんの
うん うん
この一言に深い愛を感じました。
ありがとう。
たかえ | 2011.04.15 10:30 | 編集
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